悟りの体験

悟りの体験(2025.06.28)

2025年6月28日

ナマステ
シュリ アンマ バガヴァン シャラナム

私の人生は聖なる祝福であり、私の最愛のシュリ アンマ バガヴァンの恩寵から際限なく流れてくる祝福への祈りです。私は幼少期から このダルマの道を歩んできましたが、年月が経つにつれて、彼らがイハム(世俗的なニーズ)において、そしてパラム(スピリチュアルなニーズ)の域を超えて 私に降り注いでくださった数えきれないほどの祝福に対し 自分が深い感謝の気持ちで満たされているのに(だんだんと)気づくようになりました。バクティ ギャーナ クラス1の間に起こった 最近の内側の変容の瞬間を シェアさせていただきたいという思いに 突き動かさております。

子供の頃から、私は 絶え間ない不快感を抱えていました。何か大きなことを成し遂げ、自分を証明したいという 根深い衝動に駆られていました。この不快感は、親、社会、そして仲間からのプレッシャーが混ざり合って生まれたものだと気づくようになりました。私はとにかく 十分ではないと自分の中に植え付けられていて、それによって、喜びのためではなく、見られ、認められ、愛されるために 懸命に努力するという 生涯にわたる潜在的な感情が生じてしまっていたのでした。

何年にもわたって、私はシュリ アンマ バガヴァンに 数え切れないほどの祈りを捧げてきました。そして、それらの祈りの多くは 応えられましたが、応えられなかったものもいくつかありました。応えられなかった祈りに 私は苛立ち、憤りさえ感じ、おそらく誰も、アンマ バガヴァンでさえも、私のことを本当に大切に思ってくれていないのではないかという気持ちまで湧き上がりました。心の中で、愛されていない、見られていないという感覚に駆られ、「私は自分自身を証明してみせる。」と宣言していました。

けれども、そのバクティ ギャーナ セッションの間に、私はこれを初めてはっきりと見ることができました。私は自分の痛みの根源と、自分がその中で生きてきた 幻想を見ることができたのです。そして、その明晰さの中で、目には涙が込み上げてきました。内側の葛藤や言葉にできない怒りにもかかわらず、シュリ アンマ バガヴァンが、どれほど私を愛してやまなかったのかということに気づいたのです。私は感動して胸がいっぱいになり 彼らの許しを求めました。すると その瞬間、内なる深い障壁が溶けてなくなりました。私と私の主の間に、今まで以上に親密で優しい、新しくより深い絆が形づくられたのです。その時、私は行為者ではなく、彼らの御手の中の道具であり、目に見えない恩寵の糸によって動かされているのだと気づきました。

たとえエゴが「私がこれをした、私がそれを達成した。」とささやいたとしても、真実は 彼ら(シュリアンマバガヴァン)が何もかもを采配なさってこられたということだったのです。このことにより、私の中に より深いバクティ(献身)、深遠な委ねの感覚が呼び覚まされました。自由意志は幻想であるということが 私にははっきりとわかったのです。私たちは皆、単に役割を演じているだけであり、まさに自分の内側に さまざまな人格が現れては消えていくように、他の人たちの中にも さまざまな人格が現れては消えていくのです。この洞察により、私はより偏見や決めつけが和らぎ、より慈悲深くなりました。多くの古い傷が溶けてなくなり、その代わりに理解がもたらされました。「宇宙は絶えず変化しています。」という シュリ アンマ バガヴァンの教えのひとつが、自ずと鮮やかに明らかになりました。「私たちは他の人たちを真に理解することはできません。私たちは彼らをあるがままに受け入れることしかできません。」と彼らが言う意味を、私はようやく理解したのです。

この啓示によって、私のハートは計り知れない感謝の気持ちで満たされました。有名な機関の助教授になるという奇跡的な機会でさえも、私は今では自分が成し遂げたものではなく、神の恩寵のまた別の御業の一つとして見ることができます。長い間つきまとっていた内なる不快感は、もう消えてしまいました。私のマインドには平安と委ねがあります。私はもう、これやあれを達成できるかどうかを恐れてはいません。今の私のアプローチはシンプルです。: 自分の役割を果たし、あとはシュリ アンマ バガヴァンの御手に委ねるのです。何かが実を結べば、私はとても喜びます。もしそうでなければ、もっと素晴らしいものが私を待っていることに自然に気づきます。かつては落ち着きのなさを感じていた状況でも、今では感謝の気持ちが自然に流れるのです。このシフトは 私にとても深く美しい、深遠な平安をもたらしてくれています。

私の内側にこのような素晴らしい変容をもたらしてくださいましたことに対し、シュリ アンマ バガヴァンの聖なる蓮華のおみ足に 心からの感謝の気持ちを表し 山ほどたくさんの感謝を捧げます。

永遠に蓮華のおみ足の元にとどまります。

⁠ミテシュ クマール ベヘラ
オディシャ州バレソール

(訳者:中島)

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体験の朗読

悟りの体験(アートマ・サクシャッカーラ)

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