悟りの体験(アートマ・サクシャッカーラ)
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私は、ソーラープルから来ましたプージャ・クルカルニと言います。
過去25年間、私たちのこのダルマと共に歩んできました。20代の頃は、シェーガウンのジャナン・マハラジとシュリ・スワミ・サマルタの熱心な信奉者で、いつもスワミ・サマルタに導かれていると感じていました。
2004年から2005年の頃、心を深く傷つけられるような感情的拒絶にあい、深くショックを受けました。生きる意欲を失い、社会生活から完全に引きこもるようになりました。かつては楽しかった大学生活が恐れと不安の源となってしまいました。
抑えきれないほどのエネルギーを溜め込み、それを吐きだす術を知りませんでした。
人を避け、公共の場所が怖くて仕方ありませんでした。私の人生でとても暗く、どうしようもない時期に、ある信奉者からシュリ・アンマバガヴァンを紹介されました。
当初、私は強く抵抗しました。理性的で批判的な私のマインドは、アンマバガヴァンのプロセスや彼らを訪ねるという考え自体を否定していました。
抵抗しながらも、アンマのダルシャンを受けに家族でネーマンに行く事になりました。
アンマにお会いした際に、私の奥底で何かが変わり始めたのです。それが何なのかは、はっきりとは分からなかったのですが、微細で深い何かがうごめき始めました。
大きなホールで個人ダルシャンの列に並びました。中に入った途端、涙がとめどもなく流れ出しました。感情的な涙ではなく、むしろ感覚が麻痺していたので乾いた感じでしたが、体は身を委ねていました。理由もなく、訳もわからず勝手に涙が出てきました。
アンマの前に出た瞬間、目と目が合いました。私は、目を逸らすことができませんでした。
アンマは優しく私の頬を触り「なんて美しい人でしょう。心配しないで、私があなたの面倒をみますよ。」とおっしゃいました。
その時は、アンマのその言葉の重みや優しさを完全に理解することはできませんでしたが、心の奥底で何かが変わりました。その瞬間は、短いひとときでしたが私の魂に深く刻まれました。
最初のユース・コースで、思考のない状態を体験しました。たえずマインドが忙しくレースをしていて、それは不可能だと思っていたその状態が、その瞬間、私に与えられたのです。
どうやって抜け出せるのかわからなかった牢獄から解放された様な気がしました。
その体験がきっかけとなり、自分を「修正する」という内側からの努力が少しずつ消えていきました。努力では、自分を解放することはできないとはっきり理解しました。マインドも体もコントロールも手放し、恩寵に委ねるしかないと悟ったのです。
ユース・コースの終わるまでに、私の内なる何かが洗い流されていました。涙を通浄化された感じでした。
私は、静かな目撃のスペースから考えや感情を観察し始めていました。考えや感情で消耗することはもはやなく、静かなところからみていました。
その後も、旅は途切れることはなく続きました。もう振り返ることはありません。
シュリ・バガヴァンのムクティ・モクシャのプロセスは、私の状態をただ気づいて意識している状態から、落ち着かないマインドが静寂へと深まっていきました。自然の流れと湧き上がるものへの受け入れが生まれました。
アンマバガヴァンは、私の人生の中心となりました。
今日、私の内側のステイトの旅を次のように書き留めます。
⭐️傷つかない
最近、何が起きてもほとんど傷つかない境地に達しました。以前は、愛する人たちの言葉が私を傷つけていました。しかしプレゼンスによって、私自身の行動がいかに彼らのプログラムの引き金になっているのかがわかる様になったのです。
今では、引き金となる原因を特定できなくても、私は影響を受けずにいられます。
ただ、母に対しては別で、私は彼女の忍耐が尽きることはないと当たり前のように思ってしまいます。
けれど、(想像の中で)自分の子どもに対して私自身が忍耐を失っているのを見たとき、その痛みさえも溶けていきました。
ムクティ・モクシャ・クラスで、バガヴァンが「自由意志は幻想です。」と話しているとき、私はトランス状態に陥りました。
そして、そこには自由意志がないということ、私たちは、皆プログラムによって操られていること、同じパターン、同じ痛みが繰り返されているとわかったのです。
何かがシフトしました。バガヴァンの言葉はもはや私に影響を与えなくなりました。
私は、他人の中にも自分の中にもそのプログラムが存在していることを目の当たりにするようになりました。
その目撃が、私の内なる真実となりました。
傷つかない。責めない。自由意志はない。
⭐️感謝
結婚し、大学院へ進み、家族を持つ計画をしている私は、多くの困難に直面しています。
しかし、どの段階においてもバガヴァンが私の側にいると感じています。バガヴァンを信じる事でどんなことでも乗り越えられるのです。
バガヴァンに導かれる様に、困難な時期には人生のライフレビュー(振り返り)を行います。
いつでも思い出すのは、「苦難を前向きに捉えなさい。苦しみの中にも学ぶべきことが必ずあるから」というバガヴァンのお言葉です。その瞬間、自分がどれほど間違えそうになったかに気づくのです。
以前はただの偶然に思えたことが、今でははっきりとバガヴァンの恩寵だと感じます。
このことは、私に深い感謝を起こさせます。私は、これまで何度も自分の不注意から救われてきました。バガヴァンの変わらぬ支えと思いやりに心の底から感謝しています。
⭐️恐れがない
何があっても恐れません。バガヴァンが私と一緒にいて、私を赤ん坊のように抱きしめて、この人生の道を歩んでいると確信しているからです。
特に人間関係において感じていた恐れや不安は解消されました。なぜなら、内なるバガヴァンがどうするべきかを導いてくれるからです。
そのおかげで、私は恐れのない状態に入ることができます。時々、物事がコントロールできなくなり不安になったり、アドレナリンがでて落ち着かなくなることもありますが、それはせいぜい15分くらいです。
通常するべきことがわかると自然と恐れのない空間に戻ります。そしていつも、バガヴァンのお導きのとおりに正確に展開していきます。
⭐️聖なる臨在(プレゼンス)
苦悩の瞬間や個人的にまたは仕事上での難しい会話の中で行き詰まったと感じる時、穏やかなそよ風が私を包みこんでくれる事がよくあります。それはまるで、私の内にも外にもプレゼンスがいるという確かな感覚を与えてくれます。
私は立ち止まり、その導きに身を委ねます。それから話すとどういう訳か道が開けていくのです。
時には、柔らかく心地よい香りが漂い、一瞬で私を落ち着かせてくれます。その香りに身を委ね、静かな導きに従って前に進み続けます。
今の私のステイトは内にも外にも流れの中にいます。
内側になにが起ころうとも、私はそれをただ目撃します。
プレゼンスが後をみてくれます。
シュリ・アンマバガヴァン、心から感謝します。永遠に感謝します。
(訳者:三浦)
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